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Open Source Summit Japan 2018


6月20日から22日の3日間、Linux Foundation主催の Open Source Summit Japan 2018 にボランティアスタッフとして参加し、会場運営を手伝うかたわらセッションを聴いた。 平日の開催だったが上司の許可をもらえたのはありがたかった。

FLOSSのカンファレンスには積極的に参加すべしみたいなスタンスの人が多いからか、 18年新卒組はほとんどボランティアとして参加したようだ。 初日は全員集まったものの、2日目以降からボランティア参加者が減り 3日間フルタイムで参加できた人は半分くらいだった。 おもに営業系の部署に配属されていた人たちが抜けてしまって、 どうやら他企業とのアポが優先されてしまうらしい。 開発計の部署では配属間もない人はたいてい技術研修というか教育プログラムが組まれる のでそこまで忙しいわけではないのが幸いしたようだ。

聴いたセッションは以下の通り。

  • Alice Ferrazzi, Elivepatch: Flexible Distributed Linux Kernel Live Patching
  • Walt Miner, Introduction to Automotive Grade Linux
  • Agustin Benito Bethencourt, In Need for a Linux Kernel Maintained for a Very Long Time? CIP Kernel Maintenance Overviwe
  • Tsugikazu Shibata, Using Linux for Long Term - Community Status and the Way We Go
  • Nicholas Piggin, Speeding up Linux System Calls on the Power Architecture
  • Sayli Karnik, Everything You Need to Know to Submit a Kernel Patch!
  • Stephane Desneux, AGL Development Tools - What's New in FF?
  • Jeremiah Foster, Are Open Source Autonomous Vehicles Possible?
  • Zheng Ruoqin, Dandified way to Package Management in Yocto Project
  • Jeffrey Borek and Stephen Walli, Is There an Open Source Business Model: YES or NO?
  • Brian Hsieh, Open Source at Uber

Open Source Summit Japan 2018はAutomotive Linux Summit 2018と 同じ会場で開催している(実質 合体しているようなもの)という事情がある。 そのためか車載向けLinux(ディストーション・カーネル双方)に関係したセッションが多い印象だった。 特に車載機器向けのAutomotive Grade Linux(AGL)の盛り上がりは素人目に見ても すごい迫力があった。Long Term Support(LTS)が必要なのは長期間使われる組み込み機器 が理由のひとつだし、Super Long Term Supportなんて話もある。 Yoctoは組み込み機器向けのLinuxディストリビューションを作れる。 まるで会場のスピーカ全員がAGLを推しているかのようだった。

Automotive一色かというとそうでもなく、 Automotive系のセッションは広い会場を割り当てられている割に空席が目立つ一方で、 個人が話すOpen Source系のセッションは狭い部屋だけど満員御礼という 状態になることがあった。参加者数でいえば後者のほうが前者より多い場合だってあった。 あるセキュリティ関係のセッションは聴講者が多すぎて泣く泣くスタッフである僕が退出したほどだ (他にもスタッフはいたので、最低限の人数だけ残して一般参加者を優先させた)。

しかし一番良かったのは中国や台湾・インド・アメリカなどから多くの開発者が集まり 議論をしている場を体験できたことだった。 一番の目玉と言われていたLinus TorvaldsのKey Noteもかなり貴重だと思うが、 それ以上にあの「場」そのものが、参加者が一番求めているものだと思う。 ああいう場を作りたいから/いたいからIT技術者にはカンファレンス好きが多いんだろうと 改めて考えるきっかけになった。

2019年は7月に虎ノ門で開催するとのこと。できればスピーカとして応募してみたい。

日記 20180613


いつもは自宅最寄り駅で7時ごろの電車に乗って8時前後に会社に着く。 7時台でも北海道に住んでいた頃から比べると乗客が多い。 人混みの中通勤するのは意外と疲れるというのがここ3ヶ月くらいで実感したことだ。

その負担を少しでも軽くするために思い切って5時に起きて6時台の電車に乗ってみた。 この時間になると普段と比べて席がガラガラで座りやすいし本も読める。 6時前後発の電車に乗れば会社に着くのは7時かそこらになり、 新卒研修の一環であるオンライン英会話のための会議室予約競争に悩まされることもない。

在宅勤務や引っ越し置いておいて、楽に通勤のストレスを軽減する手として かなり有効なのではと思う。 しかしフレックス勤務で早朝から出社ている同じ部署の先輩から 「うちの部署が早朝残業を強いているみたいに見えるから早く来すぎるのはやめてくれ」と 釘を刺されてしまったので明日からは時間を30分くらい後ろにずらして 電車の混み具合を確かめつつ生活スタイルを築いていく予定だ。


6月分。気になってはいたものの入れずにいた古書店で買う。 上野にカフェ付きの本屋はあるものの、駅から少しだけ歩くので面倒。

日記 20180606


2週間前に書いたっきり日記を書いていなかった。 しかし6月になって部署への配属が決まった日から翌年の3月31日まで メールで日報を提出するという決まりを課せられたので 文章を書く練習を少しでもしておかないと定時を過ぎても会社に残ることになってしまう。 いまの査定だと給料の中に20時間分の見込み残業代が含まれているし、 そもそも残業には上長への申請が必要という規定があることから 現状では18時以降も会社に残り続けるのはよろしくない。 今年の目標として「ドキュメントをしっかり残します」と言った身からすれば、 時間に限りがあるからといって下手に短い日報を出してしまうのもまたよろしくないだろう。

仕事を家にまで持ち込むような仕事人間になろうとしているつもりではないが、 好きなテキストエディタで好きな記事が投稿できるから練習としてちょうどいいと思う。 書く力はつぶしが利くから、余暇にプログラミングを勉強するITエンジニアのように 作文をして慣れていこうという姿勢でいる。

荒川を下る 20180521


通勤電車の窓から荒川が見える。 近くで見ると濁ってて汚いのでとても入りたいとは思わないのだが、 太陽に照らされるとキラキラと青く見えるので、キレイに見えるときがある。

荒川は上流・中流・下流の3つに分かれており、 川の様子と風景も当然違ったものになる。 上流は秩父山地に囲まれ、中流は水田のそばを流れ、下流は市街地が密集している1

僕が毎日混んだ電車から見るのは下流だ。 上流をじっさいにこの目で見たらどんな風景が見られるだろう。 たとえば千歳川の源は支笏湖で、25kmのサイクリングロードを走って行ける。 普段よく見る川のはじまりは、そこそこ気軽に見られる。しかし荒川は? そこで自宅の最寄り駅から荒川起点がある入川渓谷まで何kmあるのかGoogle Mapで調べた。

荒川沿いを走って約150km。時速30km/hを保てたとしても片道5時間かかる計算だ。 風や坂道また休憩を入れることを考え、 無理せず平均時速20km/hとすると順調にいったって7~8時間はかかるはず。 これはちょっと、 日曜の朝に起きて少しボーッとしてから思い立ったように出発するわけにもいかない。 途中でダウンしないように体力をつくり、装備も整えて計画をよく練らないと不安だ。

しかし逆に下流をそのまま流れに沿って下っていって、海を目指すのはどうだろう。 荒川を逆方向になぞっていくと、葛西臨海公園にたどり着く。

自宅の最寄り駅から14kmの道のりだ。これなら1時間もあれば余裕で到着できる。 5月21日は好天だったこともあり、 「荒川起点はどうなっているだろう」という思いつきから方向を逆にして、 海まで自転車で行ってみることにした。 東京に引っ越してきてから自転車に乗る機会が激減し、 運動量に不安を感じていたので良いタイミングだった。

荒川沿いを走るなら、はじめはボールと子供と猫が飛び出す河川敷の、 広いアスファルトをずっと行くことになる。 本格的な格好をしたロードバイクの兄ちゃんが良い速度で走り抜けるが、 そもそもここはサイクリングロードではないのであった。 この日は一度野球ボールが飛び出してきた。 安全のために、野球場付近は常に徐行運転する必要がある。

しばらくするとこんな道が続く。 ここならまあ飛ばしてもいいかなと思える。サイクリングロードではないが……。 人々がトランペットを吹いたり陸上の練習をしてたりしていた。

荒川沿いの道をずっと行くと、臨海の緊急用船着場に着いてしまう。

一旦この道を抜け、橋を渡るのが正解だ。 中川沿いの、サイクリングロードっぽい赤い道を走る。 とても走りやすい舗装だが週末は人が多く、 マラソンランナーもいるのでそうそう速くは走れない。 止まって写真を撮るのは迷惑だろうと思い、写真はない。

ずっと道なりに走ると目的地の葛西臨海公園に着く。

週末のレジャースポットとして人気らしい。 運動不足の僕にとってはちょうどよい運動だった。


荒川の河川敷は猫の棲家が点在している。 その名の通り、手作りの「ねこのお家」がいくつもある。

これらの施設やキャットフードが誰の手によるものなのかはわからない。 それにしてもやつらの警戒心のなさはすごい。 近所の飼い猫のほうがまだ警戒しているほうだ。 日頃から人間に餌付けされているからか、近づいても逃げる様子はなくじっとしている。

1匹の猫と目が合い、止まって様子を伺ってみたが 「餌くれないならわざわざ止まらないでくださいよ旦那」 と言わんばかりにゆっくりと近づきゆっくりと去っていった。


  1. 荒川上流河川事務所 上流・中流・下流の概要 

日記 20180510


Unixの基本操作およびシェルプログラミングの基礎に関する講習を受けている。 どれも過去に読んだ本で述べられていたか、 学部1年生秋の実習でやったものばかりなので特別勉強になった箇所はない。

マナー研修の講師などはよく「学生気分」という言葉を使いたがるが、 学生のレベル未満の内容を仕事にしてメシを食っている「社会人2」もいる。 多様だ。

講習自体は17時で終わるので、1時間早く帰宅して自分の好奇心を満たすようにした。


  1. そもそも乳幼児から老人まであらゆる人間を含んだ集団が「社会」なので、 「社会人」という言葉そのものが、多くの場面では「会社等で仕事している人間」の意味で 用いられている。誤用もいいところだ。