NetBSD日本語環境の導入

インストール

インストーラのISOファイルは FTPサーバ からダウンロードできる.

インストール手順は公式文書である Part II. System installation and related issuesChapter 3. Example installation を参照する.

インストール後の設定

[有線LAN] dhclientと/etc/rc.conf

有線LANで動的にIPアドレスを割り振る場, dhclient を有効にする. /etc/rc.conf に以下を追加する.なお,ここではネットワークインタフェースをwm0とする.

dhclient=YES
dhclient_flags="wm0"

これによりシステム起動時に dhclient が自動で実行される.設定後, dhclient を実行しネットワークへ接続する.

# dhclient wm0

[無線LAN] dhclientと/etc/rc.conf

ここでは無線のネットワークインタフェースをrun0とする.はじめにwifiのSSIDとパスワードを wpa_passphrase に渡し,その出力を /etc/wpa_supplicant.conf へ書き込む.SSIDを"ex-ssid",パスワードを"passwd-wifi"とすると

# wpa_passphrase ex-ssid passwd-wifi >> /etc/wpa_supplicant.conf

と実行する.これでSSIDとパスワードの設定が完了したので

# wpa_supplicant -B -i run0 -c /etc/wpa_supplicant.conf
# dhclient run0

と実行するとwifiのネットワーク接続ができる. /etc/rc.conf を以下のように編集することでシステム起動時に wpa_supplicantdhclient が自動で実行されるようになる.

wpa_supplicant=YES
wpa_supplicant_flags="-B -i run0 -c /etc/wpa_supplicant.conf"
dhclient=YES
dhclient_flags="run0"

ユーザの作成

一般ユーザを作成する.

# useradd -m ken

これでkenという名前のユーザができた.ホームディレクトリは/home/kenである.ユーザシェルは/bin/shだが,chshコマンドを使うとシェルの変更ができる.

pkginの導入

NetBSDでは pkgsrc を使いパッケージを作りシステムへソフトウェアをインストールする.しかしソースコードからビルドするためどうしても時間がかかる.そのため pkgin を使いバイナリベースでパッケージを管理する方法をとる.

はじめに,環境変数 PKG_PATH を設定し pkgin パッケージを pkg_add でインストールする.

# export PKG_PATH ftp://ftp.netbsd.org/pub/pkgsrc/packages/NetBSD/amd64/7.1/All/
# pkg_add pkgin
# pkgin update

Xfce4と日本語環境のためのソフトウェア

以下のソフトウェアを pkgin でインストールする.

# pkgin in xfce4 xfce4-desktop ibus-mozc ja-sazanami-ttf wget

サードパーティ製ソフトウェアの設定

一度rootユーザを抜け,先ほど作成したユーザでログインし直す.

# exit
Login: ken
Password:

そして $HOME/.xinitrc を以下のように編集する.

#!/bin/sh
export LANG="ja_JP.UTF-8"
xset fp+ /usr/pkg/share/fonts/X11/TTF/
xset b off
export XMODIFIERS="@im=ibus"
export GTK_IM_MODULE="xim"
export QT_IM_MODULE="xim"
ibus-daemon -d -x
startxfce4

実行権限を付与する.

$ chmod +x $HOME/.xinitrc

その後, startx を実行し,Xfce4が立ち上がることを確認する.

$ startx

ibus-mozcの設定

設定ファイルをe-yuuki.orgからダウンロードする.端末を開き,以下のように実行する.

$ wget --no-check-certificate https://e-yuuki.org/ibus_mozc_keymap.txt

ibus-mozcの設定からこのファイルをインポートすることで,Ctrl+Spaceキーで 日本語入力の切り替えができる.