第45回FREEBSDワークショップ 開催背景 佐藤広生(東京工業大学) 「なんかしゃべる会」 12.0 RELEASE OpenSSL 1.1.1を入れたい。OpenSSLはバージョンが上がると互換性がなくなるので、作業の遅れの原因となっている。 users-jpからkterm + UTF-8(ktermをUTF-8で使っているとき特殊なキーを打つと落ちる)とか、Kerberized NFSv4(KerberosのMIT実装は輸出規制に引っかかっている)とか。 最近はメールでも絵文字がたくさん入ってくるのでEUC-JPだと文字化けしまくり。 イベント - EuroBSDCon 参加者180人くらい。 - MeetBSD 10月中旬くらい。 - AsiaBSDCon 来年3月末。 自己紹介 libeditのバグ Q. readlineがあるのに誰が使うの?A. readlineはGPLv3だから……。 tzdiffがportsに入った。 Q. grubでVNC接続できないか? A. 技術的にはできる。 NetBSDのaarch64がclangからgccに移った。 inetdからsshdを上げる。接続数に制限があるのでport scanされてもOK。 JenkinsがOOM Killerにやられる。 sysctlはswapが8GBを超える時は手動で設定が必要。 memtester -- メモリを確保するだけのソフトウェア UFSだと落ちないけどZFSだと負荷テストが落ちる。arc_maxの値は超える可能性がある。10GBぐらいまで抑える。 Nano PiでFreeBSDを動かす 32bit。HDMIポートとI2Cは無い。 イメージがないものは自分でビルドする。Crochetのcrochet/boardをハックすると、新しいボードやサポートされていないポート用のイメージが作れる。 シリアルコンソールで画面をとる。ifconfigしてもインタフェースは見えない。USBドングルでWiFiが使える。 Intel NUCでDual Boot - UEFIブート - AtomのNUC WindowsとのDual Boot。セキュアブートは無効にしておく。 WindowsのEFIパーティションとは別にFreeBSDのEFIパーティションを作ると、EFIから別のEFIを指定できるのでOSを選んで起動できる。 Windowsの大型アップデートはrollbackできるようにパーティションを新しく作る。この影響を避けるため、FreeBSD側では/dev/sda0ではなく/dev/gpt/FreeBSD_rootのようなラベルにする。 設定>回復>今すぐカスタマイズする からFreeBSDのEFI領域を選ぶ。Shift+「再起動」でもいい。