CUI Webブラウザ——w3m


w3mとは

w3mはCUIのWebブラウザです。JavaScriptを動かさず画像も描画しないためGUIのWebブラウザに比べて省メモリ・高速にブラウジングできます。文章だけを読みたいときにtmux(1)上で動かすと便利です。

インストール

pkgsrc(7)ではwww/w3mパッケージが提供されています。www/w3m-imgパッケージを代わりにインストールすることで画像表示もできるようになるらしいです。しかし画像を見たいときはもっぱらFirefoxを使うので僕は使っていません。

# cd /usr/pkgsrc/www/w3m
# make install clean clean-depends

使い方

基本的な使い方は/usr/pkg/share/w3m/w3mhelp-w3m_ja.htmlを参照してください。2019年3月23日の時点ではこのファイルはEUC-JPでエンコーディングされているため、環境によってはw3m(1)-I EUC-JPオプションを渡して実行しないと文字化けするかもしれません。ちなみに英語版のマニュアルはUTF-8のようです。

$ w3m -I EUC-JP /usr/pkg/share/w3m/w3mhelp-w3m_ja.html

さらに詳細な文書は/usr/pkg/share/doc/w3m/doc-jp以下にあります。

lynx風の操作にする

w3m(1)のキー操作は$HOME/.w3m/keymapで定義されています。pkgsrc(7)で提供されているパッケージでは、標準で/usr/pkg/share/doc/w3m/doc-jp/keymap.default通りのキーマップですが、/usr/pkg/share/doc/w3m/doc-jp/keymap.lynxを$HOME/.w3m/keymapにコピーすることでlynx風のキーマップに変更できます。

キーマップを定義する

w3m(1)ではユーザ自身で任意のキーマップを定義できます。定義は$HOME/.w3m/keymapファイルに書きます。書式は以下の通りです。w3mのコマンドは/usr/pkg/share/doc/w3m/doc-jp/README.funcから確認できます。

keymap キーバインド w3mのコマンド

たとえばメタキーとhを入力することでwww.google.comへ移動するキーマップを定義するには次のように書きます。

keymap M-h GOTO www.google.com